第3回「コンテナ生姜づくりコンテスト」
基幹作物の生姜栽培体験で育てる楽しみを知ってもらう。
栽培期間5月上旬〜11月上旬まで
コンテスト開催日11月の台地祭りでコンテスト及び表彰式
コンテスト内容
生姜の部 コンテナ生姜一株
観察ノートの部
感想文の部
コンテナ、種芋、肥料、土は四万十農協青壮年部が用意。
<JA四万十農協の募集要項より>
平成10年5月13日
農協の方の手助けで土作り | コンテナの中を新聞紙で囲って作った土を入れる | ショウガの種芋をやや深く埋める |
1ヶ月たたないうちに2センチぐらいの芽が出る。
小さい芽が土の上に顔を出す。 平成10年6月4日 地温23度 |
平成10年7月2日の2つのコンテナショウガです
2学期に幼虫に食われる方の生姜 | これと右の写真のは同一です |
平成10年9月5日は異常がなかった。実際は葉の裏に ハスモンヨトウのたまごがあったかも知れない。 |
平成10年9月5日のもう一方のコンテナ生姜 |
9月8には小さい数ミリの幼虫が葉の裏にびっしり発生 指で幼虫をすりつぶしながら水で洗い流す。 しかしそれではまだまだ全滅してなかった。 |
2つのコンテナ生姜のうち こちらはハスモンヨトウの害は無し。 |
ハスモンヨトウの幼虫大量発生による食害
秋9月になって、2つのコンテナの一方がハスモンヨトウの幼虫にやられ、ショウガの葉っぱの葉緑素が全て吸われたようになる。
農協の方に消毒の協力をお願いする。平成10年9月へ入り、生姜の葉に異常を見つけ、バッタがいたので破棄したが、原因生物は葉の裏にいた。
一方のコンテナ生姜は緑がすっかり抜け、幼虫が葉の裏にびっしりと。
気付いた時にはすでに遅し。
飼育開始
平成10年9月11日頃は数ミリ、その後どんどん大きくなる |
9月15日撮影 ビーカーに野菜を入れ飼育することにした。 コンテナ生姜は農協の方が消毒してくれ幼虫は全滅。 |
蛹になる前の食欲旺盛な幼虫のために入れた葉っぱで好き嫌いが分かりました。一番食い荒らしているのは?一目瞭然ですね。
レタスも好きです。(全て9月20日撮影)
@花壇の花の葉っぱ |
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Bキャベツ |
さんざん食べ尽くした 幼虫は居心地が良いような穴を造って もぐっていた。 |
平成10年9月24日撮影 土の中でいつのまにか蛹に。 写真に撮るために無理に出しました。 |
平成10年10月2日 成虫になって出てきました。きれいな赤ちゃんのやわらかそうな羽でした。 |
羽化に成功した幼虫は2匹ですが、2匹の区別に失敗しました。よって写真はどっちのか分からなくなり、日付がすこーーし参考になりません。
ハスモンヨトウProdenia Iitura Fabricius
ハスモンヨトウ成虫は長さ20ミリ、全体褐色の中型の蛾で、羽の中央に斜めに白色の帯模様がある。この成虫はまったく害を与えないが、葉裏に200〜300粒の卵をかためて生む。この卵塊は、いつも黄褐色の毛で覆われている。卵は3〜6日後にはふ化して、緑色のアオムシ状の虫が群生する。一週間後には縁色から灰色や黒褐色に変わり、分散を始める。大きくなると長さ40ミリぐらいとなり、食害量も大きい。このように大きくなった幼虫ばやがて地面に下り、土の中で蛹となる。普通、卵から新しい成虫になるにば約一ケ月かかる。 (四万十農協の商品説明パンフより)
9月中旬のショウガは背がかなり高くなりました これはハスモンヨトウにやられていない方のコンテナショウガ |
平成10年10月8日 生姜の根本がふくらみ土の中に出来上がった生姜が見えます |
平成10年10月15日 農協の方が台風10号のための杖をしてくれる |
コンテナ生姜表彰式
平成10年11月14日(土) 台地祭りの日に合わせて
平成10年11月12日出品のための掘り出し | 見事に育っていました | JA四万十農協の裏の倉庫にコンテスト会場が |
観察ノートの部で「奨励賞」を受賞 | 会場ではグラムあてクイズなどもありました | もっともっと見事な重さのコンテナ生姜がありました。来年も挑戦だ! |